手抜きをしてもハッピーライフ! 「ワーク・ライフ・バランス」って何のこと? ズルいほど幸せな女になる40のワザより
☆彡手抜きをしてもハッピーライフ
①スイート女子は手抜きをしてもハッピー
②ビター女子は100パーセント完璧を目指す
「私はどちらかというとビター女子かも。」と
思ったら今すぐに心掛けてほしいのが、
"ちゃんとやらなきゃいけない"をやめることです。
「いきなり何を言ってるの?
仕事はちゃんとやらなきゃいけないに決まってるじゃないの!」と思うあなた!
仕事はちゃんとやらなきゃいけません。
でもね~
あなたのちゃんとは的外れかも。
「完璧に仕事をしないと評価してもらえない」
「そのために毎日こんなに頑張っているのに、上司はちっとも認めてくれない」
「それどころか、手抜きしているあの子のほうがやけに人気があるんだけど…」
という風に思っていませんか?
でもね~
残念ながら一生懸命と完璧だけが評価される事態は終わりました。
2007年政府によって「ワークライフバランス(WLB)憲章」が策定されました。
WLBとは"仕事と生活の調和"と訳され
二つを両立させられる生き方が国を挙げて推奨それています。
この取り組みは、
仕事も恋も手に入れた~い!という働く女性にとってはうれしいものです。
しかし、これはもろ刃の剣。
環境の変化とともに売り上げ向上とコスト削減を余儀なくされ、
かつて5人でしていた仕事を4人で、しかも納期は今までよりも早く、
つまり質もさることながら、スピードも求められるようになったのです。
(誰も頼みのしないのに勝手に決めないでほしいんだけど…)
ビター女子はついついすべてにおいて全力投球、
100パーセントこなそうとしてしまいます。
そのため、丁寧さに気を配っているうちにタイムオーバーになってしまったり、
焦りすぎてクオリティの低下に気づかなかったり、残業が恒常化してしまったり…。
一方うまくやっているように見えるスイート女子はどうでしょう。
手を抜いてるように見えても、ちゃんと抑えるべきところ"だけ"は完璧にしている。
だから評価が高いんです。
私(作者=鈴木真理子)は保険会社に入社して5年目の時、
初めて新人社員研修担当になりました。
新卒入社の人たちに抗議をしたのです。無事に終えると、
上司から「報告書を作って」と指示を受けました。
完璧を目指す私は、張り切って10ページもの報告書を1週間かけて作り、
上司に提出しました。
自分ではなかなかの出来映えでした。
でもね~
上司は褒めるどころか「ムッ」としています。
なぜなら彼は遅くとも指示した翌日には報告書を読みたかったようです。
そして、報告書は1ページにギュツと要点をまとめたもので十分だったのです。
あなたの上司は部下を全員正しく評価したいと思っています。
しかし、上司は忙しい。そのため、部下の一部しか見てられません。
逆に言えば、すべてが完璧でなくても、
あなたの上司の「期待するポイント」さえ押さえておけば、
高評価につながるということなのです。
上司の期待を正しく踏まえ、自分とズレがないようにしましょう。
すると"ちゃんとやらなきゃ"の呪縛から解放されることができます。
あなたは今よりもっと「仕事のできる」女性になれますよ。
☆彡チェック
欲張らず「期待されていること」を的確に押さえる。(頑張っているツボを外すな!)
※物事は臨機応変に、要領よくね。
以上は 鈴木真理子著 「ズルいほど幸せな女になる40のワザ」より一部抜粋&加筆
★ワーク・ライフ・バランスについて
ワーク・ライフ・バランス(英: work–life balance)とは、「仕事と生活の調和」と訳され、「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる」ことを指す
日本では少子化対策・男女共同参画の文脈で語られることが多いが、出生率向上・男女均等政策のみならず、労働時間政策、非正規労働者政策など働き方の全般的な改革に関わる。
2007年(平成19年)12月18日、政府、地方公共団体、経済界、労働界の合意により、「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」が策定され、現在、官民を挙げて様々な取組が進められている。
政府は、ワーク・ライフ・バランス推進のため、国民運動「カエル!ジャパン キャンペーン」を開始した
★ワーク・ライフ・バランスの日(ワーク・ライフ・バランスのひ)とは、日本で、働き方と暮らし方双方の改革を図り、調和のとれた生活の実現を図る運動を展開するための記念日。
2006年(平成18年)8月1日に公益財団法人日本生産性本部によって提唱された。毎年11月23日。勤労感謝の日に「勤労」に感謝するだけでなく、仕事以外の生活の重みも改めて認識して全体としてバランスのとれた生活を送ることが重要であると認識するためにこの日に設定された。
民間の立場から安心して子供を産み育てられるよう、子育て支援を積極的に進めるとともに、企業の活力維持、生産性の維持・向上の観点から少子化の流れを変えるための「ワーク・ライフ・バランス社会」展開を推進するための活動の一環。